釜山・金井山城 道を聞くときに「シルレハムニダ」と言ってはいけない理由
ロープウェイ乗り場がわからず、隣で案内板を見ている地元の人らしき男性に聞くことにした。そこで、韓国語の先生から聞いたことを思い出す。
道を聞くときは「チョギヨ」
「人に道を聞くときは、シルレハムニダと言わないほうがいいです」
「なんでですか?」
「シルレハムニダと声をかけて来る人は、宗教とか勧誘をしてくる人が多いです。シルレハムニダと言われたら、私なら”急いでますから”とか言って逃げますね。だから、道を聞くときはチョギヨと言うほうがいいです」
大阪に行ったことありますか?
「チョギヨ、ロープウェイ オディエヨ?」(すみません、ロープウェイはどこですか)と聞くと、男性は案内所があるからそこに行きましょうと言う。
「オディソ ワショッソヨ? オオサカ?」(どこから来たの、大阪?)
「クジュエソ ワッスムニダ」(九州から来ました)
「オオサカエ カボンチョギ イッスムニカ?」(大阪に行ったことありますか)
「ネ、ツルハシ チョアヨ」(はい、鶴橋はいいですね)
男性は日本に旅行して大阪に行ったらしい。韓国人と話すと、大阪がたびたび話題になる。済州島に行ったときも、道を聞くのに入ったお店の人が「日本に住んでたとき、大阪にいました」と言っていた。こんなとき、鶴橋のコリアタウンをチェックしておいてよかったと思う。話しているうちに案内所に着いた。
金井山城の北門に着いたけど
ユウさんの突然の思い付きで登山道を歩くはめになるが、そのユウさんのペースが遅い。
「やっぱりやめましょうか。電車で東莱に行ってロープウェイで登りましょうよ」
「赤井さんは先に行ってください。私は後から行きますから」
傾斜のきつい山道を登り、私は北門に着く。途中まで後方に見えていたユウさんの姿は見えない。
案内図を見て、ロープウェイの乗り場を探す。ん、どこから乗ればいいの?
梵魚寺から金井山城を目指す
梵魚寺を見た後は電車で東莱に行き、金剛公園のロープウェイで金井山城に登る予定だった。
「ユウさん、散策コースがありますね」
案内図があった。
「これ登ると金井山城に行けるんですね」
「赤井さん、登りましょう」
「時間かかりますよ。金井山城の後は東莱ハルメパジョンを食べる予定じゃないですか」
「それはやめます」
ユウさんの突然の思いつきで、山道づたいに金井山城を目指すことになった。
小倉智昭には見識がない
頭の中もズラなんですね https://t.co/Gku5GS8vqU
— 赤井五朗 (@akaigoro) May 6, 2020
大脳の代わりにズラが詰まってるんですよ
— 赤井五朗 (@akaigoro) May 6, 2020
きっと
いや、ズラが小倉を被ってるんですよ
— 赤井五朗 (@akaigoro) May 6, 2020
昨日のツイートが意外に反響が大きくて、1日でフォロワーが39人も増えた。小倉智昭が炎上したのは、日韓関係についてあさはかな発言をしたせいだ。
日韓関係は動かない
何度も言うことだが、政府が国民を支配するためには、対立する国があることが望ましい。国民の怒りの矛先をそらすのに都合がいいからである。
日本政府も韓国政府も、争い続けるほうが互いに都合がいい。むしろ、両政府は対立を続けるよう協力体制を取っていると見るのが正しい。韓国に頭を下げろなどの小倉智昭の発言は途方もない的外れで、ズラ疑惑など問題でない恥ずかしさである。
もっとも、メディアは権力が大衆を躍らせる道具だから、小倉智昭程度の軽い人物のほうが使いやすい。テレビで人気者になるのに必要なスキルは、核心をつくような発言をできないことである。
追伸
ズラでなく、正しくは「ヅラ」。しかし、ズラのほうが字面が面白いので使った。
梵魚寺のパワーはすごかった
梵魚寺行きのバスに乗った
12月の釜山旅行2日目、7時にホテルを出て梵魚寺に行く。釜山のグルメですかい★で調べておいたとおり、ポモサ駅で降りる。
「バス停はどこですか?」とユウさん、「こっちかな」と坂を上る。
バス停には着いたが、始発の8時まで20分ほど時間があった。「20分もあったら梵魚寺まで歩いて行けるんじゃないですか?」と言うと、ユウさんは「私はバスを待ちます」とベンチに座り込んだ。
近くのコンビニで水を買って時間をつぶしていると、ようやく始発のバスが来た。バスで山道を20分ほど登り、梵魚寺に着いた。
しかし、アクセスをネットで調べておいてよかった。やっぱり、今の旅行はネット情報が一番だと思った。