日韓関係の歩き方(한일 관계를 걷는 방법 )

管理人 赤井五朗(관리인  아카이 고로)

東莱ハルメパジョンへの道のり

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 こんな.変な場所じゃ、前回の旅行のときにわからなかったわけだ。「カムサハムニダ!」と言うと、男性はニコリと笑って今来た道を戻っていった。韓国旅行ではこうした現地人との交流がいい思い出になる。日韓関係が悪くなっても、国民同士はうまくやっていけるのだ。

 念願の東莱ハルメパジョンに到着したというのに、ユウさんが来れなかったのは残念だ。私は扉を開けて店に入っていった。

東莱ハルメパジョンはどこだ?

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 梵魚寺から梵魚寺駅行きのバス乗り場がわからず、ランニングで梵魚寺駅に戻った。

 

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 電車で東莱駅に来たのはいいが、問題はここからだ。前回の釜山旅行でも東莱ハルメパジョンを探しに来て、メガマート近くのセブンイレブンまでは来たものの、その先がわからない。

 

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 この地図ではセブンイレブンまで来ればすぐ近くのように書いてある。何度もウロウロした挙句、飲食店の呼び込みをしていた黒い服の太った男性に「チョギヨ、トンネハルメパジョン オディエヨ?」と地図を見せた。男性は「ヨギ?」(ここ?)と地図を眺め、持っていたスマホで検索した。

 

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 男性に案内されて、人の少ない裏道に入る。オイオイ、仲間が待ち構えてて取り囲まれたりしないだろうな? 合気道やってるから、おかしなことあってもなんとかなるだろうと、薄暗い裏道をついていった。

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金井山城のロープウェイをあきらめる

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 案内所に着くと男性の職員さんが金井山城の地図を広げて、「ロープウェイは南門の近くで、さっきの道を行けば着けます」と日本語で教えてくれた。「南門までどれくらいかかりますか?」と聞くと、「2時間くらいかかりますね」と言われる。もうすぐ12時になろうとしている頃だった。

 

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 2時間もかかったら、東莱ハルメパジョンに行く時間が遅くなってしまう。ロープウェイはあきらめて、ポモサに引き返そう。そのことをユウさんに伝えようと、また北門に戻って山を下りることにした。

 

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 しかし、ポモサまで戻ったのに、ユウさんに出会わなかった。どこ行ったんだ、ユウさん?

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釜山・金井山城 道を聞くときに「シルレハムニダ」と言ってはいけない理由

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 ロープウェイ乗り場がわからず、隣で案内板を見ている地元の人らしき男性に聞くことにした。そこで、韓国語の先生から聞いたことを思い出す。

 

道を聞くときは「チョギヨ」

「人に道を聞くときは、シルレハムニダと言わないほうがいいです」

「なんでですか?」

「シルレハムニダと声をかけて来る人は、宗教とか勧誘をしてくる人が多いです。シルレハムニダと言われたら、私なら”急いでますから”とか言って逃げますね。だから、道を聞くときはチョギヨと言うほうがいいです」

 

大阪に行ったことありますか?

 「チョギヨ、ロープウェイ オディエヨ?」(すみません、ロープウェイはどこですか)と聞くと、男性は案内所があるからそこに行きましょうと言う。

「オディソ ワショッソヨ? オオサカ?」(どこから来たの、大阪?)

「クジュエソ ワッスムニダ」(九州から来ました)

「オオサカエ カボンチョギ イッスムニカ?」(大阪に行ったことありますか)

「ネ、ツルハシ チョアヨ」(はい、鶴橋はいいですね)

 男性は日本に旅行して大阪に行ったらしい。韓国人と話すと、大阪がたびたび話題になる。済州島に行ったときも、道を聞くのに入ったお店の人が「日本に住んでたとき、大阪にいました」と言っていた。こんなとき、鶴橋のコリアタウンをチェックしておいてよかったと思う。話しているうちに案内所に着いた。

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金井山城の北門に着いたけど

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 ユウさんの突然の思い付きで登山道を歩くはめになるが、そのユウさんのペースが遅い。

「やっぱりやめましょうか。電車で東莱に行ってロープウェイで登りましょうよ」

「赤井さんは先に行ってください。私は後から行きますから」

 

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 傾斜のきつい山道を登り、私は北門に着く。途中まで後方に見えていたユウさんの姿は見えない。

 

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 案内図を見て、ロープウェイの乗り場を探す。ん、どこから乗ればいいの?

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梵魚寺から金井山城を目指す

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 梵魚寺を見た後は電車で東莱に行き、金剛公園のロープウェイで金井山城に登る予定だった。

「ユウさん、散策コースがありますね」

 

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 案内図があった。

「これ登ると金井山城に行けるんですね」

「赤井さん、登りましょう」

 

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「時間かかりますよ。金井山城の後は東莱ハルメパジョンを食べる予定じゃないですか」

「それはやめます」

 ユウさんの突然の思いつきで、山道づたいに金井山城を目指すことになった。

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小倉智昭には見識がない

 昨日のツイートが意外に反響が大きくて、1日でフォロワーが39人も増えた。小倉智昭が炎上したのは、日韓関係についてあさはかな発言をしたせいだ。

 

日韓関係は動かない

 何度も言うことだが、政府が国民を支配するためには、対立する国があることが望ましい。国民の怒りの矛先をそらすのに都合がいいからである。

 日本政府も韓国政府も、争い続けるほうが互いに都合がいい。むしろ、両政府は対立を続けるよう協力体制を取っていると見るのが正しい。韓国に頭を下げろなどの小倉智昭の発言は途方もない的外れで、ズラ疑惑など問題でない恥ずかしさである。

 もっとも、メディアは権力が大衆を躍らせる道具だから、小倉智昭程度の軽い人物のほうが使いやすい。テレビで人気者になるのに必要なスキルは、核心をつくような発言をできないことである。

 

追伸

ズラでなく、正しくは「ヅラ」。しかし、ズラのほうが字面が面白いので使った。